2023年10月に河本翔子 個展 - Prelude -を
柳井市大畠町にある旅館 海月で3日間開催。
その時の会場装飾に、【竹あかり】を採用。
その後、大畠サンセットフェスタの退場口の装飾。
2024年は花香遊、やまぐちフラワーランド、
柳井市観光協会でも竹あかりを展開。
竹の根はパッと見ても分からないけれど、地下茎と呼ばれる根の部分は、竹の繁殖と成長において重要な役割を果たしています。
人とひとも同じように、見えない部分で
多くの繋がりとコミュニティに属しています。
人は誰しもひとりでは生きていくことができない。
生まれる前から、そして死んだ後も。
どんなことも他人ごとにせず、自分ごとにすることで
竹の根のように深く、強く、地域を結びたい。
小さなところからコツコツとすることで、
ひとりでは困難なことも、仲間がいたら成し遂げられる。
ひとりだと早く行けるけれど、みんなだと遠くへ行ける。
コロナ禍を経て、人との繋がりを大切にしていきたい。
そう感じたことが、きっかけです。
物語フォトグラファーの河本翔子です。
(SNS上では河本尚子で活動中)
この度、山口県柳井市で8月13日に開催される
【金魚ちょうちん祭り】の
ふれあい広場などで竹あかり・竹ぼんぼり・竹まりの
装飾をする運びとなりました。
昨年は【富士フイルムのフォトコンテスト】にて
【組写真部門の大賞を受賞】したことで、
今後の写真活動にも大きな影響を受けました。
そのことがきっかけで、昨年9月に柳井市ふるさと観光大使に就任。
古き良き景観を損ねることなく、
柳井市にお越しいただく方の笑顔を見続けたい。
そう強く感じるようになりました。
柳井に生まれ、育ててくれた柳井が
大人にも、子どもたちにも誇れる町でありたい。
そのためには個と個、その個が集団となり、仲間となります。
行政の関わりも必要不可欠だと考えています。
この度の金魚ちょうちん祭りでは
多くの方々の関わりがあって、成り立っています。
柳井市観光協会、柳井市役所(都市計画課、土木課、商工観光課)、
そして柳井警察署。
相談をさせていただいたのは柳井市商工会議所であったり、
柳井市役所の政策企画課であったり、
まだまだ目に見えないところで、
本当に多くの方々の知恵と力をお借りしています。
ひとりだと出来ないことでも、みんなでやると、出来ることがある。
どんなに不恰好でも、文句を言われても、
ひとりひとりの人の笑顔が近くで見たい。
一夜を過ごし、明日も生きよう。
そう思える環境を、柳井から希望と奇跡を届けれれますように。
そう、心から願っています。
竹を切り、穴を開け、組み立てる。
15名以上のHEROに協力をいただいた【柳井の一夜】。
今後も見てくださるひとりひとりの「綺麗だなぁ。」と
感じる瞬間を大切にし、伝統でありアートである竹あかりで
【感性を満たして心を豊かにしていく】ことを続けていきます。